韓国総選挙の期日前投票 投票率31.28%で過去最高

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央選挙管理委員会によると、6日まで2日間行われた総選挙(10日投開票)の期日前投票の投票率は、投票終了時間の6日午後6時時点で31.28%と暫定集計された。総選挙の期日前投票としては過去最高を記録した。

 有権者4428万11人のうち1384万9043人が投票を済ませた。

 前回の2020年の総選挙(26.69%)より4.59ポイント高く、総選挙で期日前投票が初めて導入された16年(12.19%)に比べると19.09ポイント上昇した。ただ、全国単位の選挙で過去最高を記録した22年の大統領選(36.93%)よりは5.65ポイント低かった。

 全国単位の選挙で期日前投票が初めて導入されたのは14年の統一地方選で、これまで期日前投票の投票率が30%を超えたのは22年の大統領選と今回の総選挙の2回にとどまる。

 今回の総選挙で広域自治体(17市・道)のうち最も期日前投票率が高かったのは全羅南道の41.19%で、唯一40%を超えた。最も低かったのは大邱の25.60%。ソウル市は32.63%だった。

 総選挙の期日前投票として過去最高を記録したことで、最終的な投票率が上昇するかに関心が集まっている。20年の前回総選挙の投票率は66.2%、16年は58.0%だった。20年の期日前投票率は16年より14.5ポイント上回ったものの、最終的な投票率の差は8.2ポイントだった。

 今回の総選挙の投票率は最終的に70%に迫るとの見方も出ている。

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