韓国の外相・国防相 豪首相と国防・防衛産業強力など協議

【ソウル聯合ニュース】オーストラリアを訪問した韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官が29日(現地時間)、オーストラリアのアルバニージー首相を表敬し、高官級交流やインド太平洋戦略、国防・防衛産業、経済協力、北朝鮮問題などについて意見を交わした。

 韓国政府によると、両長官はオーストラリアとの外交・国防閣僚協議(2プラス2)に出席するため同国を訪れている。

 趙氏と申氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領からのあいさつをアルバニージー氏に伝え、今後も韓国とオーストラリア間の包括的戦略パートナー関係の進展へ最善を尽くすと述べた。

 アルバニージー氏は、ルールに基づく国際秩序に対する挑戦が続く中、韓国とオーストラリアのように地域で同様の立場に立つ国同士の協力が重要だとの認識を示し、今回の2プラス2会議が戦略的な意思疎通と協力の強化へ重要な契機になることを期待すると応じた。

 双方は中でも国防・防衛産業協力の大幅な発展を評価し、同分野での強力を一層強化することで一致した。

 両国間で引き続き首脳外交をはじめとする高官級で活発に意思疎通を行い、インド太平洋戦略の連携も強化していくことにした。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい