【ソウル聯合ニュース】米国のジョセフ・ユン駐韓大使代理は17日、ソウル市内で開かれた韓米同盟財団など主催のイベントで演説し、10月末に慶州で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にトランプ米大統領が出席することを明らかにした。
トランプ氏のAPEC首脳会議出席は正式に発表されていないが、出席する可能性が高いとされる。
韓国の魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長はこの日、トランプ氏がAPEC首脳会議に出席する可能性について、「まだ確定していないが、訪韓することを期待している」と述べていた。
ユン氏は8月下旬に李在明(イ・ジェミョン)大統領とトランプ氏が首脳会談を行ったことに言及し、「李大統領は未来志向的な韓米関係を求めた。また、経済や科学、技術分野での緊密な協力を要請した」として、「韓米同盟はかつてないほど強力だ」と強調した。
そのうえで、「韓米同盟は新しい脅威、新しい現実に適応し、変化しなければならない。これは非常に大きなプロジェクト」と述べた。両国が協議している「同盟の現代化」を指すものとみられる。