日本政府は28日、韓国の国会議員が今月23日に独島(日本名:竹島)を訪問したことについて外交ルートを通じて抗議し、再発防止を要求した。日本経済新聞が報じた。

 同紙によると、日本政府は、韓国の現職国会議員が2016年8月以来、1年10か月ぶりに独島に上陸したことに反発した。同紙は、日本政府が独島について2018年度版の外交青書で「韓国が不法占拠している」と明記し、韓国側の反発を買っているとした。

 日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長は同日午後、駐日韓国大使館の次席行使に電話をかけ「独島の領有権に対する日本の立場に照らして到底受け入れられない。極めて遺憾だ」と伝えた。

 駐韓日本大使館の水嶋光一総括公使も、韓国外交部(省に相当)の東北アジア局長に同様の申し入れをした。

 今月23日、与党「共に民主党」の沈載権(シム・ジェグォン)議員(72)は独島義勇守備隊記念事業会の会長として独島を訪れ、独島警備隊を慰問して生存している義勇守備隊の隊員を激励した。

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