今年3月、中国人男性が裸で水槽に入り、キムチ用の白菜を漬けている映像が広まって以降、キムチの輸入が4カ月連続で減少したことが分かった。

 

　韓国農林水産畜産部によると、7月のキムチ輸入は前年同月比27％減の1万6600トンにとどまった。キムチ輸入は今年1-3月には増加傾向を示していた。3月の輸入量は24％増の2万5248トンだった。しかし、問題の映像が広まった直後、4月の輸入量は7.2％減の1万8078トンとなり、その後も5月は13.2％減、6月は21.8％減を記録していた。

　外食業界関係者は「韓国に輸入されるキムチの99％以上が中国産なので、映像に登場するキムチは韓国では販売されていないにもかかわらず、中国産キムチに対する不信感が高まった」と指摘した。

　一方、100％国産の材料で生産したキムチを使用していることを示す認証を受けた「国産キムチ自律表示事業所」は急増。全国で7300カ所余りとなり、昨年末（1200カ所）の6倍に達した。