▲世界最大のEVメーカーで中国最大手の電池メーカーであるBYD(比亜迪)が開発したEVタクシーが広東省深セン市を走っている。

 2016年の中国大手自動車メーカー(吉利汽車、長安汽車、長城汽車、上海汽車)の中国市場における合計シェアは13.9%だった。当時内需市場で売れた2383万台のうち332万台。1位フォルクスワーゲンの販売台数387万台(シェア16.2%)にも満たなかった。しかし、21年の4社の合計シェアが20.2%に上昇した。外国ブランドの販売台数とシェアを奪い、自国市場で少しずつ立地を固めた結果だ。

 

 過去には価格が安いだけと認識されていた中国車は性能を向上させ、今はコストパフォーマンスを備えたと評価されている。特に所得水準が上昇して急成長した中国のスポーツタイプ多目的車(SUV)市場では、中国の現地メーカーが先行して新車を投入し、長城汽車、長安汽車の2強体制が固まった。長城汽車の「哈弗(ハーバル)H6」は昨年2月まで4年8カ月、中国のSUV市場で販売台数首位を守った。昨年3月にSUV月間販売台数で首位の座を奪ったのも長安汽車のSUV「CS75」だ。いずれも昨年11月まで月平均3万台以上を売り上げ、外国車を抑え、中国SUV市場で販売台数1、2位を争っている。

 哈弗H6とCS7575は中国国内での販売価格が2000万-2700万ウォン(約192万-259万円)。車体の大きさや性能が近い現代自サンタフェ、起亜自ソレントの価格が3000万-4000万ウォンなのに対し、1000万ウォン以上安い。先進運転支援システム(ADAS)を搭載し、若い中国の消費者を狙って絶えずデザインを改善した。現代自は中国ブランドとの差別化がますます苦しくなっている。

 電気自動車(EV)市場でも中国メーカーが先頭を走っている。BYD(比亜迪)は米テスラを抑え、中国のエコカー市場でシェア1位(約20%)で、上海蔚来汽車(NIO)、広州小鵬汽車科技(Xpeng)、理想汽車(Liオート)など後発メーカーも昨年1年間で中国国内での販売台数を前年比で約2倍に伸ばした。

イム・ギョンオプ記者

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