▲3月7日、京畿道安山市の韓国陸軍第51師団常緑科学化予備軍訓練場で訓練に参加する予備役軍人らの様子。/写真=NEWSIS

 銃を持ってソウル市内を歩き回る予備役軍人を見て驚いた市民が緊急通報し、警察が出動する騒ぎが起きた。

 警察が20日に明らかにしたところによると、永登浦中央地区隊(交番に相当)は同日午後2時12分ごろ、「銃器を所持した兵士が街中を歩き回っている」という通報を受けた。

 この通報は、予備役軍人の訓練のことを知らない市民が銃を持った軍人を見て驚いたことで起きたハプニングだと分かった。

 現場に出動した警察は、彼らが付近の永登浦洞住民センターで作戦計画訓練を受けている予備役軍人だということを確認した後、撤収した。

 当該予備役軍人が所属する「洞隊」は、「実際の状況のように常時銃器を携帯すべし」という内部指針を守ったことで生じた一件だと説明した。この洞隊は、訓練場外部の食堂と協約を結び、予備役軍人らに昼食を提供してきている。ここで、予備役軍人らが銃器を携帯したままこの食堂に行き来し、その姿を市民が目撃して騒動が起きたのだ。

 洞隊関係者は「実際の状況であればいつどこであろうと銃器を持参するのが正しいと判断して銃器を携帯するようにし、予備役軍人らは、この指針に基づいて引率者の引率の下、協約食堂で食事をした」と語った。

 一方、新型コロナにより3年間行われていなかった兵力動員訓練招集が、今月6日から韓国各地の4部隊、11カ所で正式に再開された。

チェ・ヘスン記者

ホーム TOP