▲康容碩弁護士(中央)、キム・セウィ元MBC記者(左)とキム・ヨンホ元スポーツワールド記者/聯合ニュース

 チョ・グク元法務部長官の娘チョ·ミン氏が高級車ポルシェに乗っていると主張した康容碩(カン・ヨンソク)弁護士らユーチューブチャンネル「カロセロ研究所」の出演陣に対し、一審のソウル中央地裁は20日、無罪を言い渡した。

 無罪判決を受けたのは、名誉毀損の罪で起訴されていた康弁護士、キム·セウィ元MBC記者、キム·ヨンホ元スポーツワールド記者の3人。

 同地裁は「被害者が当時赤いポルシェを運転していた事実はないことを認める」とする一方で、「被害者の名誉を毀損するような表現をしたとしても、疑惑の内容はチョ元長官に関連する公的関心事に該当する」とし、処罰はできないと判断した。

 康弁護士らは2019年8月、ユーチューブで釜山大医学専門大学院に駐車されているポルシェの写真を公開し、「チョ・ミン氏が赤いスポーツカーに乗っている」という虚偽事実を主張したとして起訴された。

 チョ・ミン氏は今年3月の公判に証人として出廷し、「一度も外車やスポーツカーを運転したことはない」とし、被告らがチョ氏の車だと指摘した「赤いポルシェ」は他人の車だと証言した。

シン・ウンソ記者

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