▲趙顕娥・元大韓航空副社長

 大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョンア)元副社長(49)が氏名を「趙スンヨン」に改名した。

 財界によると、趙元副社長はこのほど、ソウル家裁に改名を申請し認められた。趙元副社長は2014年のいわゆる「ナッツリターン」事件の中心人物だ。

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 事件以降、趙元副社長は大韓航空副社長のほか、KALホテルネットワークなどグループ企業における全ての職から退いたが、2018年3月に3年4カ月ぶりにKALホテルネットワーク社長に復帰した。趙元副社長は2019年4月には韓進グループの趙亮鎬(チョ・ヤンホ)元会長の死去後、私募ファンドKCGI、半島建設と組み、弟で韓進グループ会長に就任した趙源泰(チョ・ウォンテ)氏と経営権争いを演じたが敗れた。

 経営権の掌握に失敗した趙元副社長は、趙亮鎬元会長の追悼行事にも今年まで4年連続で出席しなかった。昨年12月には元夫との訴訟で離婚判決を受けた。

 趙元副社長のように財界一族では過去にも改名例がある。具本杰(ク・ボンゴル)LF(旧LGファッション)会長の妹ク・ウンヨン氏は2013年、夫の姓に改名し「イ·李(イ)・ウンヨン」を名乗った。

キム・ミョンジ記者

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