▲イラスト=UTOIMAGE

 この数年間にわたり野菜や生の果物など極端な植物性の食事を貫いてきた「ヴィーガン(完全菜食主義者)」のインフルエンサー、ジャンナ・サムソノワさん(39)がこのほど死去したことが分かった。

 ロシア国籍のサムソノワさんは東南アジア滞在中だった先月21日、マレーシアで死亡したことが確認された。

 知人たちは「餓死したようだ」と話している。

 タイのプーケットでサムソノワさんが暮らしていた部屋の上の階に住む友人は「毎朝、彼女が遺体になって発見されるのではないかと思い、怖かった」と語った。

 サムソノワさんは「完全に生のヴィーガン食を続ける」「果物とヒマワリの種から発芽したスプラウト、果物のスムージーとジュースだけを摂取する」と話していた。

 知人たちは、サムソノワさんがこのような「健康食」にこだわっていたことが死につながった原因ではないかと考えている。

 米紙ニューヨーク・ポストは「調理していない野菜を摂取することは体重減少・心臓病改善・糖尿病予防などには役立つが、カルシウムとビタミンD不足を招くなど、栄養失調の危険がある」と指摘した。

カン・サング記者

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