▲15日、日本の上川陽子外相と電話会談する韓国の朴振(パク・チン)外交部長官。写真提供=韓国外交部

 【NEWSIS】韓国の朴振(パク・チン)外交部長官は15日午前、日本の上川陽子外相と約20分間にわたり電話会談を行い、イスラエルとイスラム組織ハマスの武力衝突に関連した両国国民の緊急帰国支援協力について話し合った。

 韓国外交部によると、上川外相は14日、韓国政府が軍輸送機で日本国民やその家族など51人が帰国できるよう支援したことについて、丁重に謝意を表したとのことだ。そして、今後も同様の状況になった場合、日本も積極的に共助するとし、韓日間で緊密に協力していこうと伝えたとのことだ。

 両国外相はまた、緊迫した国際情勢の中で、世界のどこにおいても両国国民の生命と安全を守るという海外在住国民の保護のため、今後も両国が緊密な協力を続けていくことで意見が一致した。

 これと共に、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領と岸田文雄首相の言葉を伝え、両国が各レベルで引き続き緊密に連絡を取り合っていくことを約束した。

 韓国政府はイスラエルに滞在中の韓国国民を帰国させるため、13日に軍輸送機を現地に派遣した。この輸送機は韓国国民163人を乗せて14日夜、京畿道城南市内のソウル空港(軍用飛行場)に到着した。

 韓国政府は人道的観点から日本国民51人、シンガポール国民6人も同乗させ、イスラエル脱出を助けた。

オク・スンウク記者

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