【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が21日に軍事偵察衛星を搭載したロケットを打ち上げたことを巡り、韓国軍合同参謀本部のイ・ソンジュン広報室長は27日の定例会見で、残骸の回収作業を26日に終了したと明らかにした。

 イ氏は「軍は打ち上げ直後から残骸の落下区域を設定し、海軍の艦艇、航空機、潜水士などを投入して6日間探索と引き揚げ作戦を遂行したが、意味のある残骸は見つからなかった」と述べた。

 北朝鮮は偵察衛星の打ち上げ前、北朝鮮南西部の黄海の海上2カ所とフィリピン東部の海上1カ所を危険区域に設定したと通報していた。

 韓国軍は北朝鮮の5月の1回目の偵察衛星打ち上げの際はロケットの2段目の胴体と衛星の主要部分を引き揚げた。8月の2回目の打ち上げの際は残骸が見つからなかった。

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