【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が5日発表した11月末の外貨準備高は4170億8000万ドル(約61兆円)で、前月末に比べ42億1000万ドル増加した。増加は4カ月ぶり。

 韓国銀行関係者は増加の要因について「米ドル安により米ドル以外の外貨建て資産のドル換算額が増え、運用収益も増加した」と説明した。

 項目別では、国債や社債などの有価証券が前月末に比べ20億8000万ドル増の3720億7000万ドル、預金が17億2000万ドル増の206億ドル、国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)が3億3000万ドル増の151億ドル、IMFリザーブポジションが7000万ドル増の45億2000万ドルだった。金保有は47億9000万ドルで、2013年2月から変動がない。

 韓国の外貨準備高は10月末現在、世界9番目の規模。1位は中国(3兆1012億ドル)、2位は日本(1兆2380億ドル)、3位はスイス(8058億ドル)だった。

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