【NEWSIS】昨年から稼働を止めている現代自動車のロシア・サンクトペテルブルク工場について、稼働中止期間を延長することが伝えられた。

 ロシア・メディアのインタファクス通信が4日(現地時間)に報じたところによると、現代自動車は同工場の稼働中止期間を今年末まで延長した。

 これにより休業が続く工場従業員の数は502人に上る。これは、工場従業員のおよそ半数に達する水準だ。

 現代自動車サンクトペテルブルク工場は、部品の需給問題により昨年3月1日から自動車生産を中断している。

 その後、今年9月にデニス・マントゥロフ副首相兼産業商務相が「現代自動車の工場は近日中に現地投資家らによって買収されるだろう」と言及したこともある。ロシア・カリーニングラードの自動車組み立て企業「アフトトル」などが関心を示したというニュースも、メディアを通して伝えられた。

 現代自動車のサンクトペテルブルク工場は2010年9月に稼働を開始した。年間20万台以上の自動車を生産してきて、昨年春までは乗用車「ソラリス」、スポーツタイプ多目的車「クレタ」、起亜自動車の乗用車「リオ」などロシア国内で人気のモデルを生産していた。

チェ・ヒョンホ記者

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