▲米大リーグ(MLB)でゴールドグラブ賞を受賞したサンディエゴ・パドレスの金河成。写真=NEWSIS

 米大リーグ(MLB)で活躍中の内野手・金河成(キム・ハソン、28)=サンディエゴ・パドレス=が、韓国で一緒にプレーした元プロ野球選手A氏を告訴した。

 韓国警察などが7日に明らかにしたところによると、金河成はこのほど、ソウル江南警察署に恐喝でA氏に対する告訴状を提出したとのことだ。A氏は金河成の後輩であり、金河成が韓国でプレーしていたプロ球団キウム・ヒーローズ所属の選手だったが、引退したという。

 金河成はA氏に恐喝・脅迫を受け続けていたと主張している。金河成によると、2人は2年前、ソウル・江南のある飲食店で酒席を開き、ケンカをしたとのことだ。その後、A氏は暴行を口実に示談金を要求し、金河成が数億ウォン(数千万円)の示談金を渡した後も引き続き金品を強要し続けたという。

 金河成側はスポーツ・芸能メディアのMHNスポーツを通じ、「米国に行く前に示談になったが、A氏からの連絡が相次いで来た。当時のケンカは金河成の一方的暴行ではなく、もめ事程度だった。ただ、大リーグ入り直前だったので、大ごとにしたくなかったため示談金を渡した」と説明した。

 また、このほど金河成がアジア人内野手として初めてMLBゴールドグラブ賞を受賞した直後にもA氏の脅迫が続き、事実と関係のない内容にまで言及し始めたことから、法的対応に乗り出したと説明した。

ムン・ジヨン記者

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