▲JTBC元社長の孫石熙(ソン・ソクヒ)氏(67)/NEWSIS

 【NEWSIS】ニュースアンカー出身の孫石熙(ソン・ソクヒ)元JTBC社長(67)が今春から日本の立命館大学で客員教授を務めると報じられた。ニュース・メディア「メディアオヌル(Media Today)」が13日に報道した。

 報道によると、孫石熙氏は2024年度1学期から京都府にある立命館大学産業社会学部でメディア専攻客員教授を務めるとのことだ。

 孫石熙氏は「メディア理論とその拡張」という科目で正規の講義を担当する予定だ。メディア理論がジャーナリズムの現場でどのように適用され、再評価されるかを取り上げる予定だという。同氏は1999年に米ミネソタ大学でジャーナリズム修士号を取得した後、成均館大学新聞放送学科兼任教授、延世大学新聞放送学科兼任教授を歴任した。さらに、2006年から2013年春まで誠信女子大学文化コミュニケーション学部教授を務めている。

 孫石熙氏は1984年にMBCに入社し、『ニュースデスク』でメインアンカーを務めた。2006年にMBCを退社、誠信女子大学教授になった後、2013年にJTBCに入社した。そして、『ニュースルーム』メインアンカー兼JTBC報道・時事・教養部門社長を歴任し、2018年11月に代表取締役に昇進した。2020年1月のJTBC『ニュースルーム』新年討論を最後に、アンカーを退き、同年11月にJTBC総括社長に任命された。2021年9月から昨年9月までは海外巡回特派員として活動、入社10年でJTBCを退社した。現在は日本に滞在しているとのことだ。

シン・ヒョリョン記者

ホーム TOP