【ソウル聯合ニュース】韓国自動車大手の起亜が25日発表した2023年通期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は11兆6079億ウォン(約1兆2830億円)で、前年比60.5%増加した。売上高は15.3%増の99兆8084億ウォンだった。国際会計基準(IFRS)を10年に導入して以降で最高の業績を記録した。

 営業利益率は11.6%で、通年では初めて10%を上回った。純利益は前年比62.3%増の8兆7778億ウォン。世界販売台数は308万7384台と、6.4%増えた。

 23年10~12月期をみると、営業利益は前年同期比6.0%減の2兆4658億ウォン、売上高は5.0%増の24兆3282億ウォン、世界販売台数は0.4%増の70万3155台だった。

 起亜の関係者は、昨年は世界販売台数が伸びただけでなく、高収益地域への販売注力と高価格モデルなどを中心とした製品ミックスの改善、さらに為替の後押しもあって過去最高の業績を達成できたと説明した。

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