【NEWSIS】アジアカップ準決勝前に指を脱臼したと報じられたサッカー韓国代表のソン・フンミン（31）＝トッテナム・ホットスパー＝。ファンにサインをした時に痛がる様子を見せた動画がインターネット上に広がっている。

　ソン・フンミンは16日（現地時間）、所属チームである英プレミアリーグ（EPL）、トッテナム・ホットスパーに復帰し、練習を終えた。その後、待っていたファンに近づいてサインをしようとしたが、指が何かに当たったのかビクッとして手を引いた。この様子は18日、各種インターネット・コミュニティー・サイトでシェアされた。

　動画のソン・フンミンは手を慌てて引っ込め、痛そうな表情をしている。だが、その後も唇をギュッと閉じてサインを続けようとする姿勢を見せた。これより前にも、交流サイト（SNS）上には痛めた指が曲げられず、指を伸ばしたままサインする姿が拡散されていた。

　動画を見た人々は「ソン・フンミンは本当に心が広い人だ」「ソン・フンミン大韓民国のために身をささげている。これ以上、韓国代表チームに義務感を持たないでほしい」「ただただ残念だ」などのコメントを寄せている。

　英国メディア「フットボール・ロンドン」は14日、「ソン・フンミンは指のケガ後、痛みを訴えている」と報道した。そして、「ソン・フンミンはアジアカップを終えて指に包帯を巻いて帰ってきた」「ケガしたところが痛み、チームに戻った後も周囲の人々に「握手はやめてほしい」と頼むほどだった」と報じた。

　韓国代表チームのキャプテンを務めるソン・フンミンはアジアカップ準決勝前日、イ・ガンイン（22）＝パリ・サンジェルマン＝らと口論になり、もみ合う中で指が脱臼する事故に遭った。

イ・ジュヨン記者