【城南聯合ニュース】女性への強制わいせつの罪に問われた韓国の俳優、オ・ヨンス被告(79)に対し、ソウル近郊の水原地裁城南支部は15日、懲役8カ月・執行猶予2年と性暴力の治療プログラム40時間履修を命じた。

 地裁支部は判決について「被害者の日記の内容、相談機関への相談内容などは事件の内容と相当部分合致している。被害者の主張は一貫しており、経験しなければできない証言とみえる」と説明した。

 被告は2017年夏に演劇公演のため地方に滞在した際に戸外で女性に抱きついたり、この女性の自宅前で頬にキスをしたりしたとして、22年11月に在宅起訴された。検察は今年2月、懲役1年を求刑した。

 被告は大ヒットした米動画配信大手ネットフリックスのオリジナル韓国ドラマ「イカゲーム」で「カンブおじいさん」ことオ・イルナム役を演じ、22年1月に韓国の俳優として初めて米映画賞「ゴールデン・グローブ賞」テレビ部門の助演男優賞を受賞した。

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