▲イラスト=UTOIMAGE

 日本のフリーアナウンサーの宮根誠司氏が大谷翔平選手取材のため韓国を訪問した際、喫煙禁止区域で電子たばこを吸う姿がカメラに映った。波紋が広がると宮根氏は番組で謝罪した。

 ある日本人が20日にX(旧ツイッター)で「日本のフリーアナウンサーが野球場でたばこを吸い、すぐ警備員から注意を受けた」と明らかにした。その際そのアナウンサーが誰かは公表されなかった。

 同日別のツイートで「少し前に路上喫煙で注意を受けたのにまた別の場所でたばこを吸っている。ソウル市内のバス停留所は喫煙禁止だ」としてアナウンサーの宮根誠司氏が電子たばこを吸っている動画を掲載した。この日本人は「宮根氏は韓国に何しにきたのか。注意しないスタッフも問題だ」と指摘した。

 宮根氏は、ソウル高尺スカイドームで開催された米メジャーリーグ(MLB)ワールドツアー「ソウルシリーズ」に出場したドジャースの大谷翔平選手(30)取材のため韓国に来ていたようだ。ただし高尺スカイドームには喫煙ブースが別に設置されているという。

 ヤフージャパンの関連記事には「喫煙は自由だが、マナーは守るべきだ」「ルールを守らない人間のせいでルールが少しずつ厳しくなる」「こんな人間を海外に出張させるとは本当に恥ずかしい」「こんなところから人間性がわかる」「電子たばこだから大丈夫と考えるべきではない」「2回も注意されたのなら、ちゃんと謝罪した方が良い」など4000以上のコメントがついた。

 韓国のネットでも「日本でも道ばたでたばこを吸うのは違法だろう」「これは批判されて当然だ。外国でやったからなおさらだ」「喫煙区域があるのになんであんなことを」「道ばたでたばこを吸う人間は許せない」「あれは国の恥だから日本人はなおさら気分が悪いだろう」などのコメントが相次いだ。

 相次ぐ抗議を受け宮根氏は21日に日本の読売テレビ『インフォメーションライブ・ミヤネ屋』で番組開始直後に謝罪した。宮根氏は「まず謝罪を申し上げたい」「昨日韓国で取材する機会があったが、禁煙区域で電子たばこを吸った」と述べた。宮根氏は「周囲の方々、多くの方々に不快な思いをさせ心配をかけた。申し訳ない」「今後は初心に返ってがんばりたいので、あらためてよろしくお願いしたい。本当に申し訳ない」と頭を下げた。

イ・ヘジン記者

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