▲暁星グループの趙錫来(チョ・ソクレ)名誉会長。写真=暁星グループ

 【NEWSIS】韓国の企業グループ、暁星グループは趙錫来(チョ・ソクレ)名誉会長が29日に死去したことを発表した。88歳だった。

 暁星グループによると、趙錫来名誉会長は慶尚南道咸安郡出身で、日本の早稲田大学を卒業したとのことだ。その後、米国に渡り、イリノイ工科大学大学院で修士号を取得し、大学教授を目指していたが、1966年に同グループの母胎である東洋ナイロン蔚山工場建設に加わり、経営者への道を本格的に歩むことになった。

 趙錫来名誉会長は暁星グループの第2代会長で、1982年から2017年までの35年間、同グループを率いた。この間、源泉技術を基盤に繊維・先端素材・重工業・化学・貿易・金融情報化機器など同グループの全事業部門で韓国だけでなくグローバルな一流企業に成長させた。

アン・ギョンム記者

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