【ソウル聯合ニュース】経済協力開発機構(OECD)の開発援助委員会(DAC)がこのほど発表した暫定統計によると、韓国の2023年の政府開発援助(ODA)実績は前年比11.4%増の31億3000万ドル(約4800億円)だった。韓国政府が14日、伝えた。

 政府によると、2国間援助(23億ドル)のほか、国際機関を通じた間接的な多国間援助(8.3億ドル)が増加。世界銀行や国際通貨基金(IMF)に対する融資なども増えたいう。

 2国間援助は無償援助(15.7億ドル)と有償援助(7.3億ドル)のいずれもが増加し、増加率は3.4%だった。

 DACの31加盟国のODA総実績は2237億ドルで前年比6.2%増加した。韓国の実績は31カ国中14番目に多かった。

 政府は「緊縮財政の下でも、グローバル中枢国の地位に見合う役割を果たすために24年度のODA予算の増加幅は過去最大の31.1%になった。このため今年のODA実績も大きく増加するだろう」と説明した。

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