▲ソウル北部地方裁判所。写真=news 1

 息子に懲役刑を求刑した検事に向かって傘を投げ、法廷で騒いだ50代の女が実刑を言い渡された。法曹関係者らが15日に明らかにした。

 法曹関係者らによると、ソウル北部地裁刑事3単独(朴石根〈パク・ソックン〉部長判事)は特殊公務執行妨害・特殊法廷騒動で起訴されたA被告(56)に対し、懲役6月の実刑判決を言い渡したとのことだ。

 A被告は昨年8月10日、特殊脅迫で起訴された息子の公判期日に検事が懲役2年を求刑すると、これに激怒して担当検事に傘を投げつけたとして起訴された。A被告はまた、検事に対して「話にならない。殺してやる。お前を殺して私も死ぬ」と言って騒いだ。

 裁判長は「検事の職務執行を妨害し、厳粛でなければならない法廷が被告人の犯行により騒々しくなり、裁判が中断されるまでしたことを考えると、その罪は重い」と量刑の理由を説明した。

 ただし、検事の求刑により息子が身柄を拘束されると思い込んで犯行に及んだことや、誤りを認めて反省していることなどは情状酌量の余地があるとした。

チェ・ヘスン記者

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