【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車が25日発表した1~3月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は3兆5574億ウォン(約4020億円)で前年同期比2.3%減少した。

 売上高は40兆6585億ウォンで、前年同期比7.6%増加。1~3月期としては過去最高となった。

 現代自動車は、新車の発売準備のため、西部にある牙山工場の生産ラインを一時的に停止したことで営業利益が小幅減少したと明らかにした。

 ただ、対外環境が悪化する中、北米やインドなどの主要地域で堅調に売り上げを伸ばし、善戦したとの評価も出ている。

 同社の関係者は、高金利や中東の地政学的リスクによる為替レートの変動性拡大など経営環境の不確実性が続いているが、海外市場での需要増により成長が続いており安定した収益性を維持していると説明した。

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