▲イラスト=UTOIMAGE

 「裸キムチ」「小便ビール」「ハエ高梁(コーリャン)酒」に続き、今回は「タワシ月餅(げっぺい)」と、中国産食品で騒動が相次いでいる。

 韓国食品医薬品安全処(省庁の一つ)は3日、「京畿道にあるYフードが輸入した中国産月餅の一部製品からタワシが発見された」と発表した。問題になった月餅は製造日が2024年3月18日で、1包装に450グラム入りの製品だ。原材料には小麦粉・砂糖・ゴマ・クルミ・ピーナッツ・アーモンドなどが使われている。月餅は中国の人々が中秋節によく食べる丸い形の菓子だ。

 食品医薬品安全処は該当の回収対象食品を保管している販売業者に対し、販売中止と返品命令を下した。これについて、誠信女子大学のソ・ギョンドク教授は、中国4大ビールの一つである青島ビール生産工場で昨年、ある男性が原料に小便をする動画が公開されて大きな騒動になったことや、2021年にはある中国人男性が服を脱いで水槽に入り、ハクサイを漬ける「裸キムチ」動画が公開されて大きな波紋を呼んだことについて指摘した。

 その上で、「今や韓国政府も中国産食品に対する輸入において、いっそう徹底的に調査を強化しなければならない。『安全な食品』は国民の健康に直結する非常に重要な事案であるからだ」と語った。

パク・ジヨン記者

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