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 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が、米国の無人偵察機「グローバルホーク」と外形が似ている無人機の性能試験を視察する様子が、19日に公開された。

 朝鮮中央通信が19日に報じたところによると、金正恩総書記は前日の18日、無人航空技術連合体傘下の研究所と企業所で開発・生産している無人武装装備の性能試験を指導したという。

【写真】米グローバルホークそっくり…無人武装装備の性能試験を指導する金正恩総書記

▲北朝鮮の金正恩総書記が9月18日、無人航空技術連合体傘下の研究所と企業所で開発・生産している無人武装装備の性能試験を指導したという。朝鮮中央通信が19日に報じた。/写真=朝鮮中央通信、聯合ニュース

 同通信は、金正恩総書記が「戦略および戦術無人偵察機、多目的無人機をはじめとする各種無人武装装備の性能および戦闘適応性について具体的に了解(把握)した」と伝えた。

 同通信は「この日行われた試験では、無人戦略偵察機の軍事戦略的価値と革新的な性能、そして『金星』系列の戦術無人攻撃機の優秀な戦闘的効果性がはっきりと立証された」とし、金正恩総書記は試験結果に大いに満足した、と伝えた。

 金正恩総書記は「現代戦において無人装備の利用範囲はますます拡大し、主要な軍事活動資産として登場している現実は、この分野の革新技術の高度化と無人武装装備体系の人工知能(AI)および作戦能力の高度化を、わが武力の現代化建設においての最優先的な主要課題として提起している」と語った。

 金正恩総書記は「新たに導入中の人工知能技術を急速に発展させる上で先次的(先駆的)な力を注ぐべき」とも強調した。

 同通信はまた、金正恩総書記が「無人航空技術連合体の技術的潜在性をさらに拡大強化するための組織機構的対策が反映された重要計画文献を承認し、批准した」と伝えた。

キム・ギョンピル記者

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