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北朝鮮が国連総会に7年ぶり高官派遣 外務次官が平壌出発と報道
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、キム・ソンギョン外務次官(国際機構担当)を団長とする代表団が前日、米ニューヨークで開催中の国連総会に出席するため平壌を出発したと報じた。
金氏は25日午前、北朝鮮の高麗航空の便で北京の空港に到着したことが分かっている。
北朝鮮は2014~15年には当時の李洙ヨン(リ・スヨン)外相、16~18年には当時の李容浩(リ・ヨンホ)外相を国連総会に派遣した。
しかし第1次トランプ政権だった19年2月にベトナムで開催された米朝首脳会談が不首尾に終わってからは、高官を派遣することなく、ニューヨークに駐在する国連大使が演説を行っており、北朝鮮本国から派遣された代表が国連で演説するのは7年ぶりとなる。
キム氏は国連総会最終日の29日(米東部時間)に演説する予定だ。