【ソウル聯合ニュース】韓国の海兵隊が16日、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近で海上射撃訓練を実施した。西北島しょ防衛司令部が明らかにした。

 白翎島に配備された第6旅団と延坪島に配備された延坪部隊が参加し、自走砲「K9」から約100発を発射したという。

 K9自走砲を投じた同地域での海上射撃訓練が実施されたのは9月24日以来、約3カ月ぶり。今年4回目となる。

 同地域での海上射撃訓練は毎年3~4回実施されていたが、2018年に南北が軍事合意を締結したことで中断された。その後、北朝鮮が2024年5月からごみをぶら下げた風船を韓国側に飛ばしたことを受け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が南北軍事合意の効力を全面停止することを承認。訓練も再開された。

 海兵隊関係者は「NLL以南のわが国の海域で実施する防衛的性格の定例訓練」と述べた。

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