北朝鮮総合
韓国バドミントン WTファイナルで初めて3種目制し帰国
【仁川聯合ニュース】中国・杭州で開催されたバドミントンのワールドツアー(WT)ファイナルで5種目中3種目を制した韓国代表が22日、仁川国際空港に帰国した。同大会は今年のWTで各種目の年間上位8人、8組だけが出場できる。
韓国は女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの3種目で金メダルを獲得した。
1983年に大会の前身となるグランプリファイナルズが始まってからこれまで、韓国代表が3種目を制したのは初めて。
朴柱奉(パク・ジュボン)代表監督は記者会見で「実は3種目優勝は予想していなかったが、期待以上の成績を収めた」と話した。そのうえで、意味のある記録を打ち立てることができたのは選手たちの技量が優れていたことと、練習環境が整っていたためと指摘した。
女子シングルスは昨夏のパリ五輪女王で世界ランキング1位の安洗塋(アン・セヨン)が優勝。男女を通じてシーズン最多タイとなる11勝目をマークし、シングルスの選手として歴代最高勝率となる94.8%を記録した。
安は今年の獲得賞金を100万3175ドル(約1億5800万円)とし、バドミントン選手初のシーズン100万ドルを記録した。
男子ダブルスでは金元浩(キム・ウォンホ)、ソ・スンジェ組が今季11勝目を挙げて有終の美を飾った。女子ダブルスはイ・ソヒ、ペク・ハナ組が決勝で日本の福島由紀、松本麻佑組を破り、2連覇を達成した。