経済総合
LGエナジー 米合弁工場建物をホンダ米法人に売却へ
【ソウル聯合ニュース】韓国電池大手のLGエナジーソリューションは24日、ホンダの米国法人にオハイオ州の工場の建物を売却すると発表した。11月末現在の資産価値は約4兆2000億ウォン(約4500億円)。
売却するのは両社が設立した合弁会社L-Hバッテリーカンパニーの建物と建物関連資産。電気自動車(EV)需要が鈍化する中、資本運用の効率性を高め、市場の変動性に柔軟に対応するための戦略的措置だとLGエナジーは説明している。
同社とホンダの米国法人は2023年1月、オハイオ州に合弁会社を設立し、来年には新工場が本格的に稼働する予定だ。生産される電池はホンダの米市場向けモデルに搭載される計画だ。
LGエナジーは「ホンダとの合弁会社は北米市場の未来中核拠点の一つ」だとして、「市場環境に能動的に対応して短期的な困難を克服し、中長期的な成長の足場を築く」と話した。