【ソウル聯合ニュース】韓国の呉世勲(オ・セフン)ソウル市長は31日、同日夜から市内全域で気温が下がり、元日の朝の気温が氷点下12度を下回ることが予想されるとして、市民の安全管理と事前予防対策を強化するよう緊急指示した。

 呉市長は高齢者やホームレス、簡易住宅施設の住民など、社会的弱者が居住する地域の保護対策を進めるよう要請した。

 また、日の出に合わせて登山客が集まると予想される山間部などについては安全管理を強化し、事故が発生しないよう備えてほしいと求めた。

 ソウル市は31日午後9時をもって市内全域に寒波注意報が発令されることを受け、25の自治区と共同で寒波総合支援状況室を稼働させ、24時間の非常対応体制に入る計画だ。

 寒波注意報は、最低気温が氷点下12度以下の日が2日以上続くと予想される場合に発令される。 

 寒波総合支援状況室は気象状況や被害の発生状況、社会的弱者の保護状況などを総合的にモニタリングする予定だ。

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