【ソウル聯合ニュース】韓国関税庁が15日発表した貿易統計によると、2025年のK-POPのCD輸出額は前年比3.4%増の3億174万4000ドル(約480億円)で、過去最高を記録した。3億ドル突破は初。日本向けが8062万5000ドルで1位を維持した。中国向けが6971万5000ドルで2位、米国向けが6397万1000ドルで3位だった。

 中国向けが大きく伸び、前年比で16.6%増加したのに対し、日本向けは10.2%減少した。中国向けは22年以来3年ぶりに米国を押さえて2位に浮上した。

 一方、25年のCD販売枚数は前年比で減少した。韓国音楽コンテンツ協会運営の音楽チャート「サークルチャート」のキム・ジヌ音楽専門データジャーナリストの分析によると、25年は約9350万枚で2年連続の減少となった。

 同協会のチェ・グァンホ事務総長によると、世界市場では米動画配信大手ネットフリックスのアニメ映画「KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ」の大ヒットによりK-POP人気が続いた一方で、韓国内ではCDに使われる大量のプラスチックが環境面で問題になっていることや、ファン向けマーケティングの自粛などにより販売が伸び悩んだ。また、国内市場が小さいため、米国や日本で成功したアーティストとそうではないアーティストの格差が広がっているという。

 今年は世界的人気グループのBTS(防弾少年団)やBLACKPINK(ブラックピンク)が新譜リリースを予定し、K-POP市場が再び活性化することが期待される。だが、それも根本的な解決策にはならないとの指摘もある。

 キム氏はアイドル以外にもロックなどの新たなジャンルでスターが輩出される必要があるとしながら、「構造的な改善が必要だが、スターは皆、海外に出てしまい、内需が振るわない」と指摘した。

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