社会総合
世界汚職指数 韓国は清潔度31位=前年比1ランク下落
【ソウル聯合ニュース】世界各国の汚職を監視する非政府組織(NGO)、トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)が発表した2025年版の汚職指数ランキングによると、韓国の清潔度は182カ国・地域中31位で、前年から1ランク下がった。韓国の国民権益委員会が10日、明らかにした。
点数は100点満点の63点で、前年比1点下落した。
昨年発表された24年版のランキングでは30位(64点)で過去最高を記録したが、足踏み状態となっている。
国民権益委員会は「昨年上半期の経済的不確実性により、企業関係者を対象とした調査の指標が下落したことが主な要因として作用した」とし、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領による24年12月の「非常戒厳」宣言以降、政治・経済的不確実性が高まり、専門家の評価や企業関係者対象の調査などの点数を押し下げたと分析した。
同委員会は今後、清潔度の向上に向けて反汚職システムを整備し、現場を中心とした対策を強力に推進する計画だ。
「不正請託および金品など授受の禁止に関する法律」に公職者の家族による不正な金品受領を処罰する根拠を設けるなど反汚職法を強化するほか、社会全体の公正性を強化するために公共部門の公正な採用を進め、汚職が頻発する分野や国民生活・規制分野の法令については汚職を招く要因を分析し、改善する方針だ。
韓三錫(ハン・サムソク)権益委員長職務代行は「政治・経済的な状況などで国の清潔度が小幅に低下したが、これを反汚職革新のきっかけとしたい」と強調した。
今回調査対象となった182カ国・地域のうち、清潔度が1位だったのはデンマーク(89点)で、フィンランド(88点)、シンガポール(84点)、ニュージーランド、ノルウェー(いずれも81点)と続いた。
アジア太平洋地域ではシンガポールとニュージーランドに次いでオーストラリアと香港(12位タイ、76点)、日本とブータン(18位タイ、71点)、台湾(24位タイ、68点)が韓国より上位を占めた。
最下位は南スーダンとソマリア(181位タイ、9点)で、ベネズエラ(10点)は180位にとどまった。北朝鮮(15点)は172位だった。