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北朝鮮が軍事パレード準備 予行演習に1.2万人=衛星写真で確認
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮で朝鮮労働党の第9回党大会が19日に開幕したなか、現地で閲兵式(軍事パレード)の準備が本格化しているようだ。韓国の国会国防委員会に所属する最大野党「国民の力」の庾龍源(ユ・ヨンウォン)議員が20日、米衛星大手Vantor(旧マクサー・テクノロジーズ)から提供された衛星画像の分析結果をもとに明らかにした。
民間シンクタンクの韓国国防安保フォーラムがこの画像を分析した結果、平壌郊外の美林飛行場には約1万2000人の兵力が集結し、大規模な予行演習が行われていることが確認された。ただ、飛行場の大型格納庫周辺では、現時点で大型兵器の移動などは確認されていない。
韓国国防安保フォーラムの関係者は、「現在は兵士中心の演習が行われており、戦車や移動式発射台(TEL)などの戦略兵器は順次運び込まれるとみられる」と分析した。
また、平壌の金日成広場周辺では大勢の人々を動員するマスゲームの一種とみられるパフォーマンスの練習を進める市民や、訓練をする儀仗隊の姿が確認された。
庾氏は「今回の第9回党大会の閲兵式は、前回を上回る大規模な兵力と兵器が投入される見通しだ」とし、「ロシアなどから高官を多数招き、北とロシアの軍事協力などの密接な関係を国内外に誇示する武力挑発の場になるだろう」と述べた。
21年1月の第8回党大会のパレードでは、1万5000人以上の兵力と20種172台の兵器が投じられた。
今回のパレードの規模は、兵力約1万6000人、兵器60台が投じられた昨年10月の労働党創建80年の記念行事と同程度になると予想されている。