▲写真=UTOIMAGE

 元米空軍パイロットが中国軍に国防訓練を提供した容疑で逮捕された。2月25日(現地時間)にAFP通信などの外信各社が報道した。

【写真】盗んだ技術で戦闘機は作ってみたけれど…どうやって飛ばすの? 中国人民解放軍が世界各地で元職・現職パイロット募集

 報道によると、米司法省は同日声明を出し、元空軍パイロットのジェラルド・エディ・ブラウン・ジュニア容疑者(65)をインディアナ州ジェファーソンビルで逮捕したと明らかにした。ブラウン容疑者は武器輸出管理法(AECA)に違反し、承認なく中国軍パイロットらに戦闘機の操縦訓練を提供した容疑が持たれている。

 国家安全保障担当のジョン・アイゼンバーグ司法次官補は「軍人であれ民間人であれ、米国人が外国軍に訓練を提供する行為は米国務省の許可がなければ違法だ。我々の軍事的優位性を守り、AECAに違反する者に責任を問うため、利用可能なあらゆる手段を動員する」と警告した。

 ブラウン容疑者はかつて米空軍に24年間勤務したベテランパイロットだった。核兵器輸送システムを担当する部隊を指揮し、各種戦闘任務を遂行していた。さまざまな戦闘機や攻撃機のパイロット教官やシミュレーター教官としても活躍した。1996年に退役した後、貨物機のパイロットとして勤務し、その後米国の防衛産業企業と契約して米軍パイロットたちにA-10攻撃機やF-35戦闘機の飛行訓練教育を行っていた。

 ブラウン容疑者は2023年8月からある共謀者を通じて中国空軍パイロット訓練の契約条件について交渉したとされている。その後、同年12月に中国へ渡って中国軍に米空軍の情報を提供、パイロット訓練業務を開始した。共謀者は2016年から4年間、別のスパイ事件で米国に服役した経歴を持つ人物だ。

 中国軍は軍事力を強化するため、米国など西側諸国の元軍人や現役軍人との接触を試みている。2022年にはダニエル・エドモンド・ダガンという元米海兵隊パイロットが許可なく中国軍パイロットに空母離着陸戦術などを教育した容疑で逮捕されている。

ムン・ジヨン記者

ホーム TOP