【鬱陵聯合ニュース】韓国の独島を行政区域とする慶尚北道鬱陵郡は10日、同島の唯一の住民だったキム・シンヨルさんが2日に死去したと明らかにした。

 キムさんは2018年10月に亡くなった夫のキム・ソンドさんと共に、1960年代後半から独島で漁業に従事。選挙の際には独島の住民として投票を行うなど、韓国が同島を実効支配していることをアピールした。

 しかし、20年9月の台風10号で住居が被災。キムさんは事実上独島を離れた。

 高齢のため身体が不自由になり、その後は娘の家などで暮らしていたが、老衰のため亡くなったという。

 これにより、独島は住民のいない島となった。

 独島警備隊と鬱陵郡独島管理事務所の職員は常駐しているが、住所は置いていない。

 これまで、キムさんの娘や娘婿が独島に住所を移そうと訴訟を起こしたり、転入届を出したりしたが、いずれも却下された。

 鬱陵郡の関係者は、キムさんが亡くなって間もないため、遺族の立場などを考えるとすぐに対応できる状況ではないとした上で、今後慶尚北道と協議して方向性を決めると説明した。

ホーム TOP