【TV朝鮮】(アンカー)

 北朝鮮がここ2日で3回も弾道ミサイルを発射しました。李在明(イ・ジェミョン)大統領が「北朝鮮無人機事件」で遺憾表明した直後からこれに武力誇示で応えた形です。北朝鮮による挑発の背景は何か、チョ・ドクヒョン記者がお伝えします。

 (記者リポート)

 2日前に李在明大統領は北朝鮮への無人機浸透に対し初めて遺憾の意を表明しました。

 李在明大統領(3月6日)

 「一部の無責任で無謀な行動により不必要な軍事的緊張が起こったことに対し、北朝鮮に向け遺憾の意を表明します」

 遺憾表明翌日の昨日朝、北朝鮮は平壌周辺から何らかの発射体を打ち上げました。

 韓国軍は600ミリ超大型放射砲(多連装ロケット砲)、KN-25と推定していましたが、発射直後に爆発したとみています。

 武力挑発は今日も続きました。

 午前8時50分、江原道元山から東海に向け数発を発射し、続いて午後2時20分にはまた1発を発射しました。

 北朝鮮版イスカンデルと呼ばれる短距離ミサイルKN-23と推定されますが、飛行距離は240キロと700キロで韓半島全域が射程圏内に入ります。

 「いつでも撃ちたい時間に撃てる」という自信の表れとの見方と共に、米国と戦争中のイランとは違うことを誇示する狙いがあるとの分析も出ています。

 (トゥ・ジンホ/韓国国家戦略研究院ユーラシア研究センター所長)

 「米国によるイラン攻撃など外からの脅威に備える予防的な目的と、敵対的2国家論貫徹に向けた措置目的の武力誇示…」

 また北朝鮮が最初の挑発を行った直後に韓国軍がこれを公表しなかったことも問題になっています。

 韓国野党・国民の力の成一鍾(ソン・イルジョン)国会国防委員長は「昨日発射されたミサイルについて韓国軍は米軍からの情報提供を通じて把握した」と主張しています。

 これに対して韓国軍は「韓米両国はいずれも情報アセット(資源)を通じて確認した」「情報収集アセットの能力露呈を警戒し選別して公開している」と反論しました。TV朝鮮、チョ・ドクヒョンがお伝えしました。

(2026年4月8日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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