▲呉賢揆(オ・ヒョンギュ)選手/キム・ジホ記者

 12日(現地時間)に行われたサッカー・ワールドカップ北中米大会予選リーグA組の第1節で韓国はチェコと対戦し、2-1で勝利したが、決勝ゴールを決めた呉賢揆(オ・ヒョンギュ)=ベシクタシュJK=は試合当日朝まで出場できるか不透明だった。朝起きた直後から激しい下痢で脱水症状となり、熱も38度にまで上昇した。しかし呉賢揆は試合に途中交代で出場し、逆転の決勝ゴールを決めヒーローとなった。

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 試合翌日の練習会場で韓国代表のメディカルチームは記者団の取材に「朝の時点で呉賢揆はベッドから起きてトイレに行くのも大変な状態だった。いつも自信にあふれる選手だが、試合には到底出られないと言っていた」と明らかにした。メディカルチームのリーダーを務めるペ・ジョングク氏によると、チームが米国からメキシコに移動する際に選手たちの一部で同じ症状が出たため、事前に準備し計画していた治療法で対処したという。呉賢揆も昼食の後から回復の兆しが見え、試合会場に到着した時はほぼ通常のコンディションに戻っていたとのことだ。チームドクターのリーダーを務める宋俊燮(ソン・ジュンソプ)医師は「具体的な治療法はチームの秘密兵器だ」と笑顔で語った。

 呉賢揆への迅速かつ適切な治療が可能だった理由は、このような状況を事前に想定し、備えをしていたからだ。宋俊燮氏は「高地ではこのような問題があると十分に予想し、あらゆる備えをしていた。呉賢揆はプレッシャーや負担、責任感から来るストレスによる発熱と、脱水による発熱が同時に出たようだ」「適切に解熱剤を投与し水分を補充したので熱は下がり、良いコンディションを回復できた」と述べた。

 劇的な回復で韓国に勝利をもたらした呉賢揆は試合後のインタビューで「医療スタッフの先生方が熱心に対応してくれたので試合に出ることができ、ゴールも決められた」として感謝の思いを伝えた。

グアダラハラ(メキシコ)=キム・ヨンジュン記者

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