救急車はタクシー代わり? 利用患者の88%は軽症

2013/02/10 06:15

救急隊員、重度の患者に手が回らず

 先月25日午後6時半ごろ、京畿道水原市にある亜洲大学病院の救命救急センターに救急車が駆け付けた。竜仁消防署に所属する救急車だった。患者は50代の女性で、軽い目まいを訴えていた。血圧や脈拍、呼吸などは全て正常で、神経学的な異常も見られなかったため、軽度な患者と分類された。それでも、この患者を救急車で移送するために、3人の救急隊員が同乗し、30分以上もかけてやって来た。患者は救命救急センターで簡単な..

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