日本に奪われた古墳出土品415点、韓国政府は放置

2014/10/13 11:23

日本の文献などで違法持ち出しを確認 韓国政府、昨年12月に報告書作成も取り戻す努力せず

▲1938年、朝鮮総督府が東京国立博物館に持ち出した慶尚南道梁山市の夫婦塚からの出土品。写真左は太環耳飾、同右は金銅冠。写真提供=国立文化財研究所

 韓国文化財庁の国外文化財回収担当機関「国外所在文化財財団」(アン・フィジュン理事長)は、日本にある楽浪・新羅・伽耶時代の古墳出土品の一部を調査し、調査対象416点のうち415点について「朝鮮総督府など帝国主義の日本の公権力による持ち出しであることは明らかで、取り戻すべき物である可能性が高い」と語った。このうち、朝鮮総督府が発掘して日本に持ち出した出土品で、最近両国間で取り沙汰されている夫婦塚(慶..

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