抗日映画『鳴梁』、中国版でカットされた台詞とは

2014/12/16 08:32

中国版では李舜臣将軍の台詞カット 「党への忠誠」に反すると判断か

 「思うに将となった者の義は忠によるもので、その忠は王ではなく、民に向かうべきだ」

 これは朝鮮水軍が日本水軍を相手に大勝を収めた「鳴梁海戦」(1597年)を描いた韓国映画『鳴梁』に登場する李舜臣(イ・スンシン)将軍の代表的な台詞だ。映画製作会社は「民に忠誠を尽くせ」という台詞入りのポスターまで配布した。しかし、12日に中国で封切られた同作品(中国での作品名・鳴梁海戦)ではその台詞がカットされている..

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