韓日関係史専攻の33歳ドイツ人研究者「歴史に正しく知ってこそ謝罪も許しも可能」

2016/09/19 08:05

韓日関係史を専攻するドイツ人のユリアン氏 韓国で博士号を取得し日本の国立大学に採用される

 ドイツ人のビオンティーノ・ユリアン氏(33)が今年3月、ソウル大学歴史教育学科で博士号を取得した。ユリアン氏の専攻は韓国近代史で、論文のテーマは『日帝下ソウル南山地域における日本神道・仏教施設の運営と儀礼に関する研究』。1919年の三・一独立運動当時、朝鮮軍司令官として独立運動を鎮圧した宇都宮太郎が仏教と神道を利用し、朝鮮人を日本人に同化させようとしたことが主なテーマだ。

 ユリアン氏は今年3月か..

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