自毛植毛手術で植物状態に、執刀医に懲役1年6月・執行猶予2年=ソウル中央地裁

2016/12/26 08:42

 韓国の私立大学教授のAさんは2013年初め、薄毛に悩んだ末、ソウル・江南の形成外科クリニックで自毛植毛手術を受けた。

 クリニックの院長は手術の際、Aさんに麻酔薬のプロポフォールを投与し、後頭部の毛包や毛髪などの頭皮組織を切除した。だが切除した部位の止血と縫合を行うとき、Aさんの血中酸素濃度(酸素飽和度)が急激に低下。急いで大学病院に運ばれたが、一時的に酸素が脳に十分供給されない状態となり、脳に致..

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