【独自】「航空放射線予測システム」故障、1年以上気づかず

2020/10/06 11:30

データ漏れやいつも同じ数値…国立電波研究院が後からエラー発見

 韓国の国立電波研究院宇宙電波センターが運営する「航空宇宙放射線予測システム(SAFE)」が1年以上、使い物にならない状態で放置さえていたことが分かった。SAFEはウェブサイト(www.spaceweather.go.kr/SAFE)で航空便名などを入力すると、飛行時間内に浴びる宇宙放射線の被ばく量(人体が浴びる放射線量)が分かるシステムだ。

 しかし、SAFEは1年以上にわたり、航空便名の検索がで..

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