【萬物相】根深い「K投機」

2021/04/26 11:26

 1890年代、日本の米穀商が仁川に「米豆取引所」というコメの先物取引所を開設した。10%の保証金だけで大口取引が可能で「大もうけ」を狙う投機勢力が仁川に殺到した。1日の取引量は100万石(1石は180リットル)を超え、日本の先物市場を上回った。しかし、朝鮮人投資家は大半が投資に失敗した。日本の先物価格を基準にしたが、日本の相場を電報で先に知った日本人が市場を独占したからだ。「田畑は東洋拓殖会社に..

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