韓国で廃プラスチック急増、リサイクルの出口を塞ぐ「NIMBY」

2021/08/15 05:33

廃プラスチック・リサイクル燃料を使う熱併給発電所 約10カ所が中断・難航 厳しい有害物質検査を経て先進国でも広く使用も 住民の反発、自治体の条例で阻止

 韓国各地で廃棄物固形燃料(SRF=Solid Refuse Fuel)による熱併給発電所が地域住民の反対にあって空転している。SRFとは、埋め立てに使用される廃プラスチックやゴムなどの可燃性廃棄物をリサイクルして作った燃料製品であり、厳しい有害物質の品質検査を経ることになる。先進国でも活発に使用されている。しかし、韓国国内では「私が住む所には置いてくれるな」という「NIMBY」(not in m..

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