韓国国家人権委も「メディア懲罰法、言論の自由を委縮させる恐れ」

2021/09/18 08:29

朴炳錫国会議長に意見表明へ 与党「一部条項修正」、野党「むしろ改悪」 与党「真実でない報道なら損害賠償」 野党「懲罰的賠償の対象範囲を大幅に広げる」

 韓国の国家人権委員会(以下、人権委)は17日、国会で保留されている言論仲裁法改正案について、「憲法で保障している言論の自由を委縮させる恐れがあり、立法について慎重な検討が必要だ」という見解を表明した。人権委はこの意見を朴炳錫(パク・ビョンソク)国会議長に表明することを決めた。国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)など、国内外の機関や団体が言論仲裁法に対して懸念を明らかにしたのに続き、独立国家機構..

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