元在韓米軍司令官「韓国の軍事力はかなり見劣り…終戦宣言で何を得たいというのか」(下)

2021/12/27 14:02

前職と現職の在韓米軍司令官、文在寅政権に相次いで苦言 戦時作戦統制権移管に懸念-「ミサイル防衛システムの配備が先」 韓米連合訓練縮小への批判も-「米軍戦闘機と共に最後に訓練したのはいつか」 終戦宣言を巡る意見の食い違いが明確に-「宣言をしても北朝鮮の脅威は変わらない」

▲2019年5月に青瓦台(韓国大統領府)で開催された韓米軍主要職位者招請懇談会で対話を交わす文在寅(ムン・ジェイン)大統領とロバート・エイブラムス在韓米軍司令官(当時)。/聯合ニュース

■終戦宣言をしてもしなくても北朝鮮の脅威は変わらない

 終戦宣言問題についてもエイブラムス元司令官は「これを性急に行った場合、『戦争が終われば国連軍司令部はもはや必要ないのでは?』との主張が出るかもしれない」と警告した。エイブラムス元司令官はさらに「われわれは非核化に向けて一歩も前進できていない。今の北朝鮮は明らかに核で脅迫している」と指摘した。「北核の根本的な脅威に全く変化がないにもかかわらず、国..

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