「日帝の言論弾圧、英国も手を貸していた」

2022/04/03 05:50

韓国言論史の重鎮、鄭晋錫教授 研究書『4件の歴史ドラマ』で大韓毎日申報関連の国際裁判を分析

▲ソウル市江南区の現代高校に整備された「鄭晋錫言論史料室」で、新著を手にする鄭晋錫教授。/写真=パク・サンフン記者

 「最初に記録を見つけてから46年を経て、本として出すことになりました」

 韓国言論史分野の重鎮、鄭晋錫(チョン・ジンソク)韓国外大名誉教授(83)が最近、新たな研究書『4件の歴史ドラマ』(ソミョン出版)を出した。1907年から08年にかけて、抗日日刊紙「大韓毎日申報」を巡って起きた4件の国際裁判の公判記録を翻訳・収録し、解説した本だ。その中心には、「大韓毎日申報」の社長だった英国人ぺ・ソル(本名:..

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