【4月8日付社説】政権の手下・韓国選管が「独立性」を掲げて監査を拒否するなんて

2022/04/08 18:30

▲韓国大統領選挙の事前投票が行われた当時、選管の準備不足などにより投票用紙がかごなどで運ばれるほか、韓国各地で大きな混乱が起きた。既に記載済みの投票用紙が有権者に配られたこともあった。/写真=朝鮮日報DB

 韓国の中央選挙管理委員会が、大統領選挙事前投票の混乱を巡る監査院の監査計画に対し「選管は憲法上の独立機関で、監査院の職務監察の対象とは見なし難い」として拒否する立場を表明した。韓国憲法上、監査院の監査範囲は「行政機関および公務員の職務」となっているだけに、選管はその対象ではない-という主張だ。選管が監査院の監察対象がどうかに関しては論争の余地があるのは事実だ。しかし、今の選管が憲法機関の独立性と..

続き読む